自分のことを否定してしまって
苦しみから抜け出せないときは、
思考を増やすことで脱出できます。
無理にポジティブになろう、
ということではありません。
悩んでしまっているときは
ほとんどの場合、思考が1パターンになります。
症状として現れるものなので、悪いことではありません。
自分を責めないようにしてください。
では、どのように思考を増やすのか。
それは、他人の思考を知る、または、想像する。
普通に考えてみると、ハッキリするのですが、
100人いれば100通りの考え方があるのです。
あなたの現状をネガティブに捉える人もいれば
ポジティブに捉える人も必ずいます。
ここで大切なことは
ネガティブな意見も大切ということです。
批判的な意見を予測できれば
それに対して事前に対策ができます。
この予測は不安を感じるからこそ
可能になる大きな武器です。
不安を無くそうとすると
この予測ができなくなるので
物事を対策する能力も失います。
不安が大きくて、考えすぎて、夜眠れない。
悪いことのように思えるかも知れませんが
沢山考えることができるのは、才能です。
マイナスなことを沢山想像できるのであれば
スイッチが切り替われば
ポジティブなことを沢山想像できるのです。
現代ではネットの意見を鵜呑みにして
考えずに終わってしまう人が増えています。
沢山考えられるのは大切です。
ただ同じ考え方を繰り返すのではなく
他の意見を想像することを試してください。
屁理屈でもなんでもいいです。
なぜなら屁理屈に触れる機会も
生きていれば沢山ありますよね。
まずは今のひとつの考え方だけではなく
別の考え方を増やす。ということを
練習してみてください。
苦しみから抜け出したあとも
一生役に立つスキルになります。