うつ病から離れる

うつ病への考え方は、ひとりひとり異なります。 うつ病は治らない。向き合い続ける必要がある。この意見をよくSNSで見たり聞いたりします。

この考え方に救われる人も多いはずです。ただし、私の考え方は異なります。
うつ病は治る。うつ病だけに向き合うのではなく、生き方と健康に向き合う。これが私の考えです。

再度お伝えしますが、うつ病のテーマに限らず、考え方はひとりひとり異なります。自分の考え方と違うものを反射的に否定して敵認定してしまったら、成長はありません。

うつ病に関することをSNSで見るたびに不思議なのです。この方はどうしたいのだろうと。きっと本人も理解できてないと思います。
 うつ病をきっかけにSNS依存になっているケースです。

ここに巻き込まれて、治らないどころか悪化していく人が増えているのも問題です。うつ病とは別の問題までも全てうつ病のせいにしてしまいます。うつ病がアイデンティティになって、治りたいという目的が消えてしまっている。でも、その事実を指摘されると、治りたいけど治らないから今の考え方になってるんだ。と主張されます。

しかし、その場合どこかで必ず矛盾していることがあります。言い出したらキリがないですが、私の結論は、うつ病からSNSに依存した場合、抜け出すのは限りなく難しくなる、現実を生きていくのが難しくなる。ということです。

話が脱線しましたが、うつ病は治る。というのが私の意見です。治らないと思う人は読むのをやめて大丈夫です。

SNSにある意見は、
 治ってない人の意見、または、治った本人の 1人分の意見なのです。うつ病経験者全員の意見ではありません。代表する意見でもありません。

治った方の中には、自分がうつ病だったことを明かさない人もいます。自分の経験を伝えない人もいます。そもそも予防として、
 うつ病に関する話をしないことが大きく考えられます。

 その点を踏まえて、改めてSNS上の意見をどう思いますか?

自分の意見を大切にしてください。

同じ目的に進んでいても、自分1人で進むほうが上手くいくことは多いです。

受験勉強も友達とするより、1人でやったほうが上手く進める人がいるのと同じです。

自分なりの勉強法があるのに、他人が勧めてきた方法が正しいでしょうか?

SNSよりも医療者のほうが圧倒的に改善してきた人を知っています。医療を敵認定しないようにしましょう。

医療を敵認定してしまう人も多いですが、薬には依存しています。これも矛盾している点です。この意見に対する反論も矛盾に溢れています。

基本的にうつ病が治らない時は、現状を整理できてない、把握できてない、矛盾している。
 正解に辿りつかない式で健康の問題を解こうとしているのです。

うつ病になる前は、どうなりたかったですか?きっと休みたかったはずです。体の疲れを取りたかったはずです。ストレスのある環境から離れたかったはずです。自分でなんとかできる能力を得るために経験を積んで成長したかったはずです。

薬を飲みたかったでしょうか?
SNSをしたかったでしょうか?

薬を飲んで改善していますか?
SNSは心身に悪影響のはずなのに、心身がしんどい状況でSNSをして、本当に大丈夫だと思いますか?

 みんなうつ病から治る方法を本当は既に知っているのです。

うつ病の時期は、敵と思っていた人が実は味方で、味方と思っていた人が実は敵だった。ということも起きます。もちろん敵は敵のまま、味方は味方のまま、ということもありますが。

うつ病は周囲に理解されないと言いますが、そもそも他人は他人のことを理解しません。病気のことなら、なおさらです。

優しい言葉をかけてくれても、あなたの人生の責任は取ってくれません。自分が聞きたくない意見を、少し聞けるようになったとき、あなたはきっと回復しています。

人間はなんやかんや頑張らないと生きていけません。だからこそ、
 頑張れないときは休んでください。

頑張れないときに頑張ったら頑張れなくなるのです。

休んでも回復しないときは、鍼灸を試してください。
 うつ病のツラさが本人にしか分からないように、鍼灸の効果も受けた人にしか分かりません。

あなたは本当は、すでにうつ病から抜け出せるとこまで来ているのかもしれません。あとはただ体力を回復するだけ。自分をうつ病だと縛るのではなく、離れることは大切です。

健康の管理をしていれば、そもそも
 うつ病の予防も含まれます。生き方を考えれば、 うつ病になる環境を避けれます。

うつ病からは離れて、生き方と健康に向き合ってみてください。うつ病に終わりがないのではなく、健康に終わりがないのです。うつ病だけを気にして、他のことを気にしないのであれば、またそこでつまずきます。うつ病という考え方から離れてみてください。どの不調も治ったら終わりではありません。常に健康管理が必要です。

そして最後に、薬を飲み続けたい方はぜひ【遅発性ジスキネジア】という病気を知ってください。うつ病の予防と思い込んで飲み続ける薬をやめることは、新たな病気の予防に繋がるのです。

無理をする必要はありません。ただ飲み続けて発症したあとに、みんな後悔してしまうからです。知っていれば防げたはずです。考え方が変わる良い機会になると思うので、ぜひ知ってください。

長くなりましたが、基本的に
 うつ病は治ると思っています。ただし、治らない人もいます。そんな時は、うつ病と向き合う考え方も必要になります。あらゆる考え方を持ってください。

考え方が増えるということは、精神の安定に繋がり、うつ病の改善や向き合い方の支えになります。同じ考えを繰り返すのではなく、違う考え方を増やしたり、知ったりしてくださいね。