不妊治療のゴールは妊娠することではありません。無事に出産することでもありません。夫婦2人が幸せに生きることがゴールです。
不妊治療をしても授からない場合もあります。しかし、いつもそばには愛するパートナーがいます。夫婦2人でも幸せに生きることは可能です。
そこで自分たちにとっての幸せな過ごし方ができるようになることも、ひとつの不妊治療のゴールといえるでしょう。
不妊治療の終わりが見えずに苦しむ方もいます。その苦しみから解放されることで、健康になり、妊娠される方もいます。
不妊治療が負担になっているかたは、休憩してみてはいかがでしょうか?
不妊治療を諦める・終えるということは、全然悪いことではありません。今選択している手段から別の手段に切り替えるだけです。諦めることは新たな可能性へと繋がります。
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では、妊娠はゴールなのでしょうか?幸せなのでしょうか?妊娠の先には出産と育児があります。
妊娠・出産は命懸けです。
その命を懸けて新たな生命を育てている女性を守るのは男性の役割です。
性別で役割を区別したくありませんが、どうしても肉体的な性別がある限り、最低限役割を分けなければなりません。
それ以外については、男性だから、女性だから、とかではなく、人として、親として、自ら進んで何事もやっていきましょう。
結婚すれば幸せになれる。子どもがいれば幸せになれる。そんなことはありません。
その環境に対応できる人が幸せに生きることができます。その環境に対応できなければ、体調を崩し、生活が崩れていき、ただただ苦しい日々が続きます。
これは今回のテーマに関わらず、全てのことに通じます。新たな環境に対応できなければ、人間は生きていけません。だから成長する必要があります。
改めて、結婚すれば幸せになれる。子どもがいれば幸せになれる。そんなことはありません。順序を間違えば苦しむことになります。
幸せになるために子どもを望むのではなく
まずは夫婦で幸せに過ごしてみませんか?