体の健康、心の健康、頭の健康

2024年02月09日 22:00

健康といえば、運動、食事、睡眠など「体の健康」を考えます。不調があれば病院で治療する。それも大事ですが「心の健康」「頭の健康」も考えましょう。

まず、健康とは「病気でないとか病弱でないとかではなく、肉体的、精神的、社会的に良好な状態」です。

優先順位は①社会的>②精神的>③肉体的です。社会的に良好であれば、精神も安定し、肉体への負担も軽くなります。

健康管理が上手にできない方は「健康」の「考え方」が大きく異なります。「健康」の考え方は人それぞれなので、自分が健康だと納得していれば、それで構わないのですが、納得していないのであれば「考え方」を変えることは大切です。

健康の視点をいくつか紹介します。厚生労働省では「いきいきと自分らしく生きるための重要な条件」とされています。

◯情緒的健康:自分の感情に気づいて表現できること
◯社会的健康:他人や社会と建設的でよい関係を築けること
◯知的健康:状況に応じて適切に考え、現実的な問題解決ができること
◯人間的健康:人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択すること

上記の様々な健康が「生活の質」に大きく影響するものであり、生活の質から体調が決まるとも言えます。

しかし、生活の中の「現実的な問題」を無視して、体から原因を特定しようと考える人ばかりです。これでは治るものも治りません。これが「知的健康」が大切なところです。
 
この知的健康を⇒頭の健康と考えています。状況を適切に判断できることで、精神面も安定するため、頭の健康は心の健康にいい影響を与えます。

人それぞれ状況が異なるという「当たり前」を判断するだけで、他人の考えに振り回されずに過ごせます。

その判断ができないと「自分の体に合うこと」よりも「他人が言っている健康にいいこと」をして、結果がでないと何が正しいか分からず健康を放棄します。

他人が推奨するものが健康にいいのではなく、自分の体に合うものが健康にいいのです。情報はそのまま受け取るのではなく、参考にするためにあります。

現代ではSNSなどで情報が入手しやすいため、自分の考えではなく、他人の考えで生きている人が溢れています。そのため、考える能力が低く、知的な健康が著しく低下しています。これは大きな問題です。

長くなりましたが、考え方を変えるだけで、健康に近づけるものです。全ての健康の考え方は連携し合ってます。体・心・頭の健康を意識して生活の質を整えてみてください。

他人の価値観で生きていかずに
自分の人生は自分の価値観で生きましょう。

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